最近、ギターに興味があるんだよねー。
ギター始めてみたいな。
ギターに興味があるんだね。
どのギターが気になっているの?
え?ギターの種類とかまで考えたことなかったです・・・
例えば、クラシック
ギターとかって知ってる?
全然分からないです・・・
詳しく教えてほしいです!
ちなみに、こちらの記事で、
「趣味にはギターがオススメ」であることを紹介と解説してみました。
趣味を探している人はぜひ参考にしていただけると嬉しいです!
-
趣味の無い人には、やっぱりギターがオススメです[個人の見解を思いっきり含む]
続きを見る
また、私は大学からギターを始めたのですが、
「1からギターを始めた際の成長記録」も
こちらの記事で紹介しています。
同じく1からギターを始めようとしている人にはぜひご覧いただきたいです!
-
[成長記録]大学1年生からギター始めて3ヶ月目 できるようになったことや取り組んだこと
続きを見る
クラシックギターの特徴
優しくて深い音色
クラシックギターの特徴は、
なんといってもその音色だと思います。
ナイロン弦が使われており、
ちょっと弾くと綺麗で柔らかい音が響きます。
生音でも十分音を響かせることができるため、ギターがメインの演奏をすることができます。
指で弾く
普通はピックというものを使用して
弦を弾いて演奏します。
ピックは基本的に三角形で、
尖ったおにぎりみたいな形をしているもので、
これを手に持って弦を弾き、ストロークしたり
します。
しかし、クラシックギターはピックを
使用しません。
じゃあ何で弾くのかというと、自分の指です。
アコースティックギターなどでも
指で弾くスタイルは存在します。
フィンガースタイルというそうです。
アコギなどと違い、コードを弾くことよりも1音1音をはっきり弾くことの方が多いので、指で弾いた方が正確に弾けるんです。
独奏や合奏、重奏などができる
もちろん1人で弾くこともできますが、
2人で弾いたり
大人数で弾いたりすることも全然できます。
音がいくつも重なっても大丈夫で、
むしろ、合奏は大人数であればあるほど
迫力が増します。
合奏は音が揃うとすごく迫力がある!!!
合奏はギターの中だとクラシックギターが一番向いているよ。
弾く時の姿勢が独特
ギターを弾いている人のイメージというと、
やっぱり立って弾いている様子が思い浮かぶのではないでしょうか?
実は、クラシックギターは
基本、椅子に座って演奏します。
椅子に座り、左足を足台の上に置いて構えます。
するとこのイラストのような姿勢になります。
片足を立てることで、ネック側もしっかり見やすくなります。
アコギでも座って弾くことは全然ありますが、足台を使っている人は少ないと思います。
アコギで弾く場合、地面に座りあぐらをかいたり、椅子に座って足を組んだりします。
アコースティックギターとの違い
とりあえずクラシックギターの特徴は分かったけど、結局アコースティックギター(アコギ)との違いって何かな?
このように、アコギとの違いがあまり分からない人に向けて解説していきます。
弦の材質&音色
アコギとクラギの1番の大きな違いは、
弦の材質です。
弦の違い
クラシックギターの弦はナイロン製です。一方、アコースティックギターの弦は
スチール製です。
クラギの1~3弦は透明な弦ですが、4~6弦はナイロンを上から銅で巻いた銀色の巻弦となっています。
弦の質が違うため各ギターの音色も異なります。
クラギはナイロンによる柔らかい音が特徴です。そして、アコギはクラギを比べると少し硬い音がすると思います。
ネックの太さ
アコギとクラギは見た目がほとんど同じなため、両方触ったことないと意外と気づかないと思います。
実は、アコギとクラギではネックの太さが異なります!
アコギの方がネックが細めですが、
クラギは太めです。
そうなんだー。でも、ネックの太さが変わるくらいで何か違いが出てくるの?
こう疑問に持つかもしれませんが、
意外と明確な差が出てきます。
まず、1つ目。
親指ミュートって聞いたことありますか?
〜親指ミュートって?〜
あるコードなどを弾くときに、弾かない弦(主に6弦とか)を親指で軽く当ててミュートをすることです。
アコギはネックが細いため、コードを押さえても親指が6弦に届きます。
しかし、ネックの太いクラギでは、
親指ミュートができません。
親指自体はギリギリ届くのですが、
コードを押さえる余裕がありません。
なので、クラギを使って弾く場合は、
別の指を使ってミュートしたり、
弦を弾かないように狙って弦を弾く技術が必要になります。
例えば、クラギでローコードのCコードを弾きたいなら、
5弦を押さえている薬指を少し伸ばして6弦に当ててミュートするか、弾くときに6弦は弾かないように気を付ける必要があるよ。
クラギで親指ミュート
私はよくYouTubeで弾き方の解説動画を
見て練習していますが、解説している方が使用するギターがアコギだったりすることがよくあるので、親指ミュートで解説していることも多いです。
そんな場合は自分でミュートする方法を
考える必要があります。
私は最初、クラギとアコギのネックの太さが異なることに気づかなかったため、
親指ミュートが中々できなくて落ち込んでいました・・・
クラギで親指ミュートはできなくて
当たり前だったんですね。
決して自分の手が小さいからではないようで安心しました!
そして2つ目の違いですが、ネックの幅が違うということは、指板の広さも根本的に異なるということです。
アコギは指板が狭めな一方で
クラギは指板が広めです。
指板の広さが違うと何が異なるのか。
それは、弾くのに向いているジャンルです。
それぞれ向いていること
アコギは指板が狭いため、コードを押さえるのに向いています。
なので、弾き語りとかにはもってこいです。
ただ、指板が狭いことで、弦を押さえた指が隣り合う弦に当たってしまい意図せず音がミュートされてしますなど、複雑な押さえ方をするのが難しくなります。
一方クラギは指板が広いため、
クラシック系の曲はもちろんソロギターなどに向いています。
ただ指板が広いせいで、アコギなら押さえられるようなコードの押さえ方だと指が届きにくかったり親指ミュートができなかったりします。
あくまで向いているってだけなので、別にそのギターに向いていないことでもできることは
できます。
まとめると、
ネックの太さが異なることで、
ギターの弾き方や向いていることに
違いが出てくるということですね。
弾き語り向きかそうでないか
先ほど述べたように、
アコギは弾き語りに向いており、
クラギはクラシック系の楽曲やソロギターなどが向いています。
これは、ネックの太さや指板の広さ、
弦の材質の違いなどが関係しています。
ただ、向いていないことができないわけではありません。
アコギでもソロギターを弾いている人はたくさんいますし、クラギでコード弾きなんてのも全然できます。
私はクラシックギターでスラム奏法するのが好きなんだ!
スラム奏法はアコギでやっている人が多い双方かな。
ピックか指か
アコギは基本ピックで弾きますが、
クラギは指で弾きます。
指で弾いた方が細かくて速い弾き方にも対応しやすいからです。
アコギの弦はスチール弦で硬いため、
指で弾くと結構痛いです・・・
まとめ
ポイント
- クラギは、ナイロン弦によるやさしくて深い音色が特徴
- 指で弾いて演奏する
- 独奏、重奏、合奏などできることが
幅広い - 弾くときの基本のフォームが特徴的
- アコギとの違いは、
弦の材質と音色、ネックの太さ、
それぞれ向いていること、ピックを
使うか指で弾くかという点が
挙げられる。
クラシックギターってこんな
特徴があったんですね。
アコギとの違いもなんとなく
分かりました!
クラシックギターのことが
分かってもらえて嬉しいよ。