クラシックギターの弦、もうだいぶ錆びてきたなー。
そろそろ弦交換したいけど、やり方がいまいちよく分からない・・・
クラギの弦交換って
難しいよね。
今からギターの弦交換について写真を用いて説明するね。
ついでにオススメのクラギの
弦も紹介するよ!
ちなみに私は大学生になってからギター
(クラシックギター)を始めました。
ギター3ヶ月目の成長記録をこちらの記事に
残しているので、同じくギターを始めたばかりの人などは、ぜひ参考にしてみてほしいです!
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[成長記録]大学1年生からギター始めて3ヶ月目 できるようになったことや取り組んだこと
続きを見る
クラシックギター 弦交換の手順
以下、クラシックギターの弦交換の手順を
解説していきます。
新しい弦を貼り付けるまでの準備
1~6弦全ての弦を用意する
1本だけ切れちゃったから、
切れた1本だけ交換しよっと。
このように、数本だけ交換する
というのはあまりオススメしません。
弦を交換するなら全ての弦を交換してください!
そうすることで弦交換の際にギターの掃除がついでに行えるし、
弦の劣化具合はどの弦でもなるべく統一しておいた方が良いからです!
オススメの弦
ここで、オススメの弦を紹介します!
おすすめはズバリ「YAMAHA」の弦です!
Amazonや楽天などで1000円前後で販売されています。
良い弦だと2000円する場合もあるのですが
YAMAHAの弦は1000円程度で質の高い音を奏でることができます!
通販アプリなどで販売されている安い弦(300円くらい)は、
すぐに弦が錆びたりするのであまりオススメしません・・・
下記の画像は4弦だけ安い弦に交換した、
ギターの写真です。
一番新しいはずなのに、交換していない
5,6弦よりも錆びていて、
少し曲がっているのがわかるかと思います。
(もしかしたら弦の貼り方が弱かっただけかもしれませんが・・・)
なので、値段と質のバランスが良い
YAMAHAの弦をオススメします!
しかも、あの有名なYAMAHAなので、
安心感もあります。
ペグを回して弦を緩める
弦を切る前に、弦の張りを弱めておく必要が
あります。
なので、ペグを回しておきましょう!
弦を緩めないと次の弦を切断する過程で弦が跳ねて危険です。
弦を切断して取り除く
さて、いよいよ弦を切断して取り除きましょう。
ニッパーとかじゃないと
切れないよね・・・
と、思うかもしれませんが、
実は家にある普通のハサミでも切れます!
ちゃんと弦を緩めてあるか
確認してから切りましょう!
上記は古い弦を切った状態。
なんとも悲惨(笑)・・・
弦を外すときに
ギターに負荷がかかるため、
一気に外さない方が良いとされているようです。
(弦が張っている状態で安定するようにクラギが作られているため。)
ただ、指板の掃除をしたいのと、
「一気に外してやりたいなー」
となんとなく思っているため
私は全ての弦を取り除いてから弦交換します。
弦を貼り付けていく
新しい弦を用意し、弦を取り外せたら、
いよいよ弦を貼り付けていきます。
ブリッジ側に弦を取り付ける
ここは初めて弦交換する人にはちょっと小難しいので、一番詳しく説明していきます!
弦を穴に通す
端に折り目をつける
先端はある程度長さは残しておいて、折り目をつけてください。
ちなみに、先端の方にある他と違う部分(巻きが細い部分)は使いませんので、
そこを考慮し折り目をつけてください!
下の弦を上に持っていき輪っかに通す
まず、下側の短い方の弦を、
写真のように上に持っていきます。
そうしたら写真のように、上側の弦の下を通るように下側の弦をクロスさせます。
そして、できた輪っかに下側の弦を通します。
この時、先ほど折り目を付けた部分が「下側の弦とブリッジとの境界部分」を目安に来るように意識しましょう!
弦の先端を引っ張って結ぶ
結構、力を込めてぎゅっとしっかり結んでください!
ここが緩いと後々面倒です・・・
結び終わると、ブリッジ部分が
このようになります!
ここで、結び目がブリッジの上部に
来ないように(側面に来るように)
しましょう!
注意!!!
実は、弦を輪っかに通す手順は
「6・5・4弦」と
「3弦」
「2・1弦」で若干異なります!!
6・5・4弦は輪っかに1回通します。
3弦は2回通します。
2・1弦は1回通します。
輪っかに通す回数を増やすことで弦が緩まないようにしています。
さらに、6・5・4弦は弦に折り目を付けますが、3・2・1弦は折り目を付ける必要がありません!
ネック側に巻き付けていく
1. 穴に弦を通す
穴に通す際に、写真のように
溝に弦を沿わせるようにしましょう。
穴に弦を通します。
2. 輪っかを作り弦を巻く
短い方の先端を持って、
弦をクロスさせて、
2~3回ほどねじっていきます。
3. ペグを回す
いよいよペグを回して弦を貼り付けていきます。
どれだけ回せば良いのかの目安は、
とりあえず弦が真っ直ぐになっているかどうかを基準にしてください。
(回しすぎると弦が切れる可能性があるので注意してください!)
どうせチューニングの時にたくさん回して微調整するので、ここでは弦が真っ直ぐになるまで回せば良いと思います!
きちんとペグを回して弦を張りきってないと、
写真のように弦は曲がっています。
このように弦が真っ直ぐになれば、
とりあえず大丈夫です。
注意!!
ペグを回して弦を巻いていく際に
穴より内側に弦を巻いていくのか?
穴より外側に弦を巻いていくのか?
これも弦によって異なります。
(ペグを回す方向や穴の位置が異なるためです。)
1・6弦は穴より外側に巻きを作るように巻いていきます。
2・3・4・5弦は穴より内側に巻きを作るように巻いていきます。
こうすることで
- ギターのバランスがとれる
- 弦が他の弦に触れるのを防ぐ
などのメリットがあるようです。
(私も詳しくは分からないです・・・)
step4と5を繰り返して
1本ずつ貼り付ける
1本ずつこれを繰り返して弦を貼り付けていきます。
1弦から貼り付けるか、
6弦から貼り付けるかは、どちらでも
大丈夫です!
好きな方から順番に貼り付けましょう。
(ちなみに、私は6弦から貼り付ける派です!)
弦の余分な部分は切る
全て巻き終わってから弦の余った部分を切るのがオススメです!
後で巻き直そうと思っても切ってしまうと巻き直せなくなってしまうので、なるべく最後に切るようにしたいからです。
チューニングをする
最後に、弦を無事に交換できたら
チューニングしましょう!
実はこのチューニングも難しいです。
弦交換した後のチューニングは、
めちゃくちゃ難しいです・・・
それは、チューニングが
全然安定しないからです。
チューニングしても音がすぐにずれてしまいます・・・
チューニングが安定するまである程度時間が
かかりますが、
目安としてはおよそ数日程度です。
弾く頻度や量が多いほどすぐに安定するイメージがあります。
どうなんでしょうかね?
クラギの弦交換 まとめ
ポイント
クラシックギターの弦交換の手順を
まとめます。
- 弦を全て用意して、ニッパーなどで弦を取り除く
- 交換の際に指板の掃除をすると良い
- ブリッジ側から弦を付ける
- ネック側に弦を巻き付ける
- 余分な弦を切る
- チューニングして終了!
弦の交換に
まだ慣れないです・・・
これから慣れていこうと
思います!
弦交換は慣れれば
すぐできるようになるよ!